今年の漢字(2024年)~その3

今年の漢字

その他に、印象に残っている事といえば、7月から、犬のトリマー養成学校に通い始めた事、8月に、親父と約1年半ぶりに会うて、仕事を手伝うってもらうようになった事、12月に甥が仕事を手伝うてくれた事などがあります。

トリマー養成学校に通い始めた経緯は、話せば長くなりますが、思いっきり端折って言うと、一緒に住んでいる同居人が、実は、トリマーさんで、2020年から、家でペットサロンを開業して、1人で奮闘してはったんで、手伝ってあげられたらええな、という思いからでした。

「同居人が、家でペットサロンを経営」という事は、早い話が、今、僕が住んでいる家が、実は、ペットサロンやったんです。(笑)

一度、こゆび庵のお客さんが、ワンちゃんを連れて、ペットサロンに来てくれはった時に、たまたま、ばったりと、出て行く僕と玄関で鉢合わせて、「あれ?こゆび庵さんと違いますか?」と、声を掛けられた事もあります。(笑)

僕は、知りませんでしたが、そのお客さんは、昔からの、ペットサロンの常連さんやったみたいです。

親父と8月に会うきっかけになったのは、いつも、こゆび庵の仕事を手伝うてくれてはった、同業者である仕事仲間の男性に、立て続けに2回も仕事をドタキャンされてしもたからです。

「その1」にも書きましたが、今年の7月に、今まで手伝うてくれてた20代の男性が、こゆび庵を卒業してしまいましたので、もはや、頼りに出来るのは、同業者のその男性だけやったんですけど、僕の右腕とも言える、その男性が、無責任に、「申し訳ありません。行けません。」というメールだけを、一方的に送信して、ドタキャンを繰り返すようになってしまいましたので、お客さんとの信頼関係を守る為には、親父に頼る以外に、選択肢がありませんでした。

真夏の暑い日で、気温が38度もあった、その仕事の日、親父は、熱中症にかかってしまい、午前中の、ほんの2~3時間ぐらいしか仕事が出来なかったんですけど、それでもやっぱり、最後に頼れるのは、親族しかいてない、という事を再確認できました。

昨年の2月から、僕は、親族との関わりは、なるべく持たないようにしていたんですけど、2人の仕事仲間が、相次いで去ってしもて、1人だけになってしもた今、やはり、頼る事が出来るのは、親族だけでした。

今年は、体調を崩して、えらい目に遭うていた甥も、12月に、肉体労働のしんどい仕事を、心良く手伝うてくれました。親父にも、甥にも、長い事会うてませんでしたが、素直に、嬉しかったです。

いろいろと、印象に残っている出来事を挙げて来ましたが、中でも、やっぱり、今年の僕にとって、一番の重大ニュースといえば、丹波篠山市に、夢のマイホームを購入したという事に尽きると思います。

僕は、昔から、「のんびりと田舎で、自給自足をしながら暮らしたい。」という夢を持っていました。

まだまだ、仕事を引退して、悠々自適に生きていく、という訳にはいきませんが、とりあえず、夢の第一歩として、「田舎に住む」という希望だけは叶える事が出来ました。

まず、最初の1歩目がない事には、当然、2歩目もありませんので、その第1歩目を踏み出せたという事は、僕の人生において、物凄く大きな意味を持つ、一大出来事でした。

”人生という名の山”を下山中の、51歳の僕ではありますが、まだまだ、僕には、夢の続きがあります。もはや、これは、目標ではなくて、ほんまに、もう、”夢”でしかないんですけど、今後は、そんな夢を夢見ながら、丹波篠山での生活を始めたいと思っています。

あと、今年は30日に、大掃除お手伝いの仕事が残ってるんですけど、それ以外の空いた時間を使って、今年中には引っ越しを完了させて、新年は、丹波篠山のマイホームで迎えようと思っています。

あっ!”夢のマイホーム”とは言うても、新築ではありませんからね!(笑)僕と同じ年の生まれで、築51年の古家になります。そこも、また、僕が親近感覚えた理由のうちの一つです。

元々、古民家が大好きで、山小屋生活にも慣れている僕ですので、激しい家(!)に住む事には、何の抵抗もありません。少々、雨漏りがしていても、自分で直しますので、大丈夫です。

20年近くも人が住んでいなかった住居やった為、水道関係が全滅で、水廻りのリフォームに125万円もかかってしもたのは痛かったですが、「水道管とガス管は、やっぱり、プロに直してもろといた方がええ。」との判断で、泣く泣く、支払いました。

ついでに、ボットン便所も水洗に交換してもろて、衛生的には、随分と良くなって、大満足です。お風呂の追い焚きがでけへんのが、残念ではありますが・・・・・。これは、また、お金が貯まったら考えようと思っています。薪風呂釜にするというのも魅力ですよね。木ィやったら、山に、それこそ、腐る程ありますから・・・・・いや、もう、ほんまに腐ってますから!(笑)

丹波篠山には、1人で行きますので、来年は、約6年振りに、1人の生活に戻る事になります。

家がペットサロンではなくなりますので、トリミングの学校に行く意味もなくなりますし、そもそもにおいて、丹波篠山市から、大阪市内まで通うのは、ちょっと無理ですね・・・・・。

今でも、片道1時間半、往復で3時間は掛かりますが、これ以上、時間が掛かるようになると、ちょっと、しんどいです。授業が4時間ありますので、今でも、7時間以上の拘束時間になっています。

来年は、新しい環境で仕事を始める事になりますので、ちょっとだけ(!)本気を出していかんと、今のこの世の中は、生き抜いて行く事がでけへんと思います。

トリマー学校の夜間の部は、週に1回ですが、来年は、そんな余裕すらないと思います。

せっかく、今まで半年間通って来て、だいたいの流れが、ようやく掴めて来て、先生方を始め、生徒さん達とも仲良くなって来た頃ですので、かなり、勿体ないとは思うんですけど、これ以上、通い続ける事は、もはや、でけへんと思います。無念では、ありますが・・・・・。

旅行に関しては、やっぱり今年も、あんまり行く事ができませんでした。1回だけ、仕事で淡路島に出張したぐらいとちゃうかな?

コロナからこっち、世の中の変化と、僕の生活環境の変化とが重なってしもて、旅に出る習慣が、すっかりとなくなってしまいました。

~続く~

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