2004.10.10 「元難病患者、語る」その1

バンド時代のコラム

まいど!皆さん、元気してはりますか?俺はぼちぼち元気です。

連休のお陰で、ようやく体調も復調しつつあります。とは言うても、万年病人の俺には、100%全快っちゅうんがあれへんのが辛いとこです・・・・・。

楽しい連休の中日なんですけど、今日は俺の病気の事について書きます。「せっかくの休みの日に深刻な話すなやっ!」ちゅう人は、連休明けに読みに来てください。せやけど、そない言う程、深刻な話でもないんで安心してください。

俺が患っている病の名は、”後天性免疫不全症候群”、俗に言うAIDSではありません!!

グフ♪♪ちょっとビックリしたんちゃいますか?さすがにAIDSやったら、俺、今頃バンド活動なんかしてへん思います。

冗談は、さておき、俺の本当の病名は、”潰瘍性大腸炎”と言います。初めて耳にする人も多いと思いますけど、この病気は難治性があり、国から難病に指定されてる特定疾患病です。

分かりやすく説明すると、胃に潰瘍ができるんが、胃潰瘍やとすると、この病気は、大腸に潰瘍や炎症が起きる病気です。具体的な症状としては、血便がでたり腹痛が起こったり、下痢がひどかったりします。

きちんと医者に通っとったら、”難病患者”として、国から法的な援助が受けられます。毎年、年末に見舞金がもらえたり、入院費用が格安やったり、嬉しい特典が満載です。

せやけど、俺は医者通いをやめて、はや1年半が過ぎます。お陰さんで、難病患者の身分を剥奪されてしまいました(ToT)

医者に行っても、薬を飲まされるだけです。症状を薬で抑えるだけの対症療法では、根本的な改善にはなりません。まずは病気の原因をつきとめん事にはお話になりません。

人間の体には、本来、自然治癒能力があるんですが、薬は、この能力を殺してしまいます。それを悟った俺は、さっさと医者通いをやめました。副作用に苦しむ人生なんて、ごめんです。

~続く~

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