2004.12.13 「交換して~な!」その2

バンド時代のコラム

彼は、「それでは、新品に交換させていただいて、もう、こちらの商品は要らないという事ですね?」ちゅうて、一瞬考え込みはりました。

「そうですね。また半年やそこらで潰れたらかなわんです。もう保証期間も間際ですからね。あっちの商品、僕もらいますんで、メーカーにサラ(新品)に換えてもろて、これを代わりに売りはったらどないですか?」俺は、いち客の分際でおせっかいな提案をしました。

店長さんは、「でも、あの商品は展示品の残りですんで、傷とか汚れが結構あるんですよ、、、、」ちゅうて、ためろうてはりました。

俺は、「別に、そんなん、かまいませんよ。半年で、すぐ潰れる商品なんかよりも、ちゃんと聞ける商品が欲しいんですわ。差額も要りませんし、保証書も、もう要りませんわ。これが壊れたら、もう諦めますわ。」ちゅうて、店長さんに言いました。

店長さんは、保証書は、あるから付けるちゅうて言うてくれはりましたけど、俺は「どうせ、こっちの商品の保証も、もうすぐ切れますし、もう1年は聞かしてもろてますんで、これが潰れたら、もう諦めますわ。」ちゅうて言いました。その条件やったら、お互いに損はないんちゃうかと思いました。安い買いもんをして、客の立場を利用して、ギャーギャーとごねるんは好きやないです。

せやけど、店長さんは良心的な方で、差額の約3500円を返してくれはりました。若いのに、素晴らしい店長さんやと思いました。

最近では、マニュアル通りの応対しか、ようせん量販店とかチェーン店とかが多いですけど、この店の店長さんは違いました。

俺は、お互いが人間である以上、商売ちゅうもんは、心と心の通い合いやと思てます。常に、お客さんの立場に立ってこその客商売やと思います。こんだけの完璧なクレーム応対をしてもろたら、その店では安心して物が買えます。店長さんには、心から拍手を送りたいです。おおきにでした!

せやけど、あのメーカーの商品には、もう懲り懲りです。地球のゴミを、これ以上増やさんとってください!!

<~完~>

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