2004.12.21 「ギターに挑戦」その1

バンド時代のコラム

最近、また、ギターの練習を開始しました。今回の練習再開が、一体全体、何回目になるんか、自分でも分かりません。それぐらい俺は、ギターの練習に挫折しています。

確か、最初に練習を始めたんは、大学生の頃やったと思います。たぶん、21歳ぐらいの時やったと思います。

俺の部屋には、商売柄、常にギターがありました。今も、結構、立派なハードケースに入ったMORRISのフォークギターがあります。これは、もうかれこれ、5年ぐらいは部屋にいます。せやけど、今まで通算しても、20回ぐらいしかケースから出してへんと思います。

最近は、「わざわざハードケースから出すんが面倒くさい!」っちゅうんが、挫折の原因かと思て、敢えてケースから出して、押入れの高いとこに持ち上げて置いてます。部屋には、立て掛けとく場所が、ありません。せやけど、どっちにしても、出すんが面倒で、かなわんです。

ひょっとしたら、ギターが高級過ぎるんが、挫折の原因かも知らんと、つい最近、弦までサビだらけでボロボロの”ZO-3”ちゅう、ちっこいエレキギターを、知り合いのリサイクル屋さんから安くで譲ってもろて、今、それを店に置いて、暇な時に練習するようにしてます。これやったら、そないに肩に力入れずに練習出来るかも知らんと、ちょっとだけ期待してます。

ギターが高級やと、どうしても「練習せなあかん!」ちゅうて、知らず知らずのうちに、プレッシャーを受けてるんかも知れません。丁寧に扱うだけで疲れてしまいます。めんどくさくなってしもて、だんだん引っ張り出す回数が減ってしまいます。強制や束縛が嫌いな俺には、この原因も、なきにしもあらず、なんかも知れません。

”ZO-3”は、昔、サラで買うて持ってました。熊本にも持って行っとったんですけど、やっぱり、ほとんど練習は、しませんでした。大阪に帰ってきて、ネットオークションで売ってしまいました。

ギターは、弾ける人が、かなり多いんですけど、何で、こないに難しい楽器を弾きこなせる人が、こないに多いんか、ほんまに不思議でなりません。

”C→F→G”ちゅうんが、基本の3コードなんやけど、俺は、その最初のC→Fのコードチェンジが、今だに克服できません。ちゅうか、10年前に、そこでつまずいたっきり、今日まで、全く進歩も上達もしてへん状態です。

<~続く~>

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