2004.12.21 「ギターに挑戦」その2

バンド時代のコラム

俺は、瞬時に、CからFに、指の押さえ変えのできる人が、信じられません。俺なんか、Fコードをきっちり押さえるだけでも命懸けです。一生懸命押さえようと、指に神経を集中してる間に、2小節ぐらいは、ゆうに過ぎてしまいます。そんなコードを、1小節のうちに、何回も押さえ変えるやなんて、ちょっと考えられません。

こんだけ、ギター人口が多い事を考えたら、きっとそれは、”慣れ”なんやと思います。慣れた人達は、頭で考えて指を動かしてるんやなくて、無意識のうちに、手がそのコードのフォームを覚えとって、瞬時に押さえてるんやと思います。それしか考えられません。理屈は分かるんやけど、俺は、その最初の初歩の初歩の壁を、今だに越えられずにいます。

せやけど、ギター人口が、こんだけ多いのに、俺だけが10年も挫折を続けてるやなんて、ほんま不思議です。何でなんでしょうか?

「必要がないから」っちゅうたら、それまでですけど、ほな、何で、俺は、その必要のないもんに、何回も繰り返しチャレンジするんでしょうか?何で、俺は、こないに諦めが悪いんでしょうか?

弾けるようになりたい意志は、10年間持ち続けてるんですけど、ほんまに、10年前から全く上達してません。これは、どない考えても、おかしいです。ほんま、何でなんでしょうか?俺は、コツコツと努力する事は、決して苦手な方やないです。ほんま、不思議です。

俺が、最初にバンドで弾き始めた楽器は、ベースでした。最初にギターの練習をしとった大学時代に、バイト仲間に誘われて始めました。ベースの練習は結構しました。運指の練習も、かなりやったし、理論やら何やらも、結構、勉強しました。弾いてて面白かったし、練習して上達するんも楽しかったです。

ほんでもって、その次に始めた楽器が、ドラムです。これも、練習して、今まで叩かれへんかったリズムやフィルインが叩けるようになった時の喜びは、ひとしおやったし、叩いとって楽しかったです。

せやけど、ギターだけは、ほんまに、あきません・・・。ギターの本は、見てるだけで、頭が痛となります。「こないに、ぎょうさんのコードを、覚えなあかんやなんて、、、。」ちゅうて考えるだけで、泣きそうになります。

結局は、俺は、ギターとは相性が悪いっちゅう事でしょうか?来年1年かけて、何とかギターを弾けるようになりたいんやけど、また、あかんのかな・・・。

サンタさん、今年のクリスマスは、どうか、俺に、ギターの練習を続ける根気をください!

<~完~>

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