2005.01.13 「いとこ、来店!」

バンド時代のコラム

昨日、2年振りに、いとこに会いました。うちの近くの病院に親知らずを抜きに来たついでに、母親(おばちゃん)と一緒に顔を出しに来てくれました。

おばちゃんに会うんは、実に8年振りでした。俺が、その家の長男の家庭教師をしとった時以来振りに会いました。来てくれたんは、19歳になった次男でした。

2年振りに会う次男は、えらい変わってました。前に会うた時は、高校生やったんやけど、昨日会うた彼は、結構、おっさんでした。口髭を生やして、髪も茶色に染めてました。さすがに、顔は、まだまだ幼かったけど、24~25歳ぐらいに見えました。俺よりも一回りも若い、19歳にはとても見えませんでした。

いろいろと話を聞いてみると、長男は、今23歳で、もうじき子供が生まれるそうです。もう、流行も過ぎてしもた感のある、できちゃった結婚やそうです。

次男は、今、車をこしらえる会社に勤務してるそうです。残業手当も付かん会社で、毎日、朝から晩遅うまで働いてるそうです。さすがに、すでに社会に出てるだけあって、顔つきも、態度もしっかりしてました。

俺の19歳の時と比較してみたら、そらもう雲泥の差でした。

俺は、その頃、一人暮らしの大学生でした。月々5万の仕送りだけを家からもろて、あとの生活費は、ピザの配達、居酒屋、家庭教師のアルバイトなんかを掛け持ちしながら何とか捻出しとったんやけど、それでも気楽なもんでした。

頻繁に、飲み会に参加して、地面を転がってました。終電がなくなって、朝までカラオケコースが当たり前でした。もちろん、勉強なんか全くしませんでした。今考えたら、ただのアホです。大学生は、勉強してなんぼです。誘惑にコテンパンに負けてました。高校の延長でしっかり勉強しとったら、今頃は、もっとええ生活してるはずです。

せやけど、大学では勉強以外に、かなり多くの事を学びました。それが全くの無駄やったとは思てません。俺の身に起こった全ての過去が、今現在の俺を形成してます。後悔はあれへんし、もういっぺん戻ってやり直したいとも思いません。

俺が若こう見えて、年齢不詳なんは、今まで苦労らしい苦労もほとんどせんと、無責任に、のほほんと生きてきた結果やと思います。最近、25歳ぐらいの人に会うても、俺の脳内センサーは「同年代」と判断してしまいます。完全に、意識に狂いが生じてます。

せやけど、考えてる事は老人に近いです。自分でもよう分からん、今日この頃です。

ちなみに、昨日、会うた、いとこも同年代でした、、、

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