2005.03.05「股間直撃!」

バンド時代のコラム

最近、ちょっと体調を崩し気味で、しばらく休んどったんやけど、昨日、2週間ぶりに、拳法の稽古に顔を出しに行きました。

稽古時間も、残り3分を切って、俺は最後の稽古相手の茶帯の男性と実践稽古をしてました。

俺が、右足か左足かは忘れてしもたんやけど、蹴りを出そうとした時、ちょうど相手も蹴りを繰り出してきて、相手の右足が、見事に俺の股間に命中しました。

なかなか股間を強打する機会っちゅうもんは、ありそうでないもんで、俺も、まともに直撃を受けたんは、31年間生きてきた中で、今回が初めてでした。

これが、なかなか強烈で、この痛さは、ちょっと表現するんは難しいです。どつかれて頭がフラッくる痛さ、打撲・捻挫の痛さ、傷付いて血の出る痛さ、向こうずねを強打した時の痛さ、それらの、どの痛さとも、また感覚のちゃう痛さでした。敢えて無理やり言葉で表現したら、「オゴッ!!」ちゅう痛さです。別に、その気になったら、立って普通に歩けん事もないんやけど、自然と膝を立てたまま、地面に這いつくばらずにはおれんような痛さです。どないも、やり切れん痛さでした。

2月の稽古の時、俺の蹴りが同じ相手に連続で2回も股間に命中してしまいました。その時は、相手の気持ちが分かるような気がしとったんやけど、昨日の痛さを経験した今になって考えてみると、あの時は、ほんまは何も分かってませんでした。しかも連続2回となると、まさに未知の領域です。今は、ただただ、相手の人に対して申し訳ない気持ちで一杯です。さぞかし、辛かった事やと思います。

最近、性犯罪者が増えてるみたいやけど、女の人は、男に襲われそうになったら、とりあえず、力一杯股間を下から蹴り上げてください。そんな奴らに対しては、遠慮は一切要りません。これは子供の力でも十分です。

力のない児童に悪戯する卑劣な人間が、最近、目立って多いけど、そんな奴らに遭遇した場合は、自分の一生を台無しにしてしまう前に、勇気を出して力一杯に蹴り上げるべきです。お子さんにも、そないに教えてあげてください。中途半端やと、かえって相手を逆上させてしまいます。何しか、力一杯やないとあきません。

股間だけは、どないも鍛えようがありません。股間に関しては、有段者も段外者も無関係です。もう、あの痛さだけは、二度と堪忍して欲しいです。

「2つあるから大丈夫や!」そない声を掛けて励ましてくれる人がおったけど、2つないとかなわんです・・・。

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