お陰さんで、最近は、だいぶ、よく眠れるようになってきて、体調も、だんだんと回復の兆しを見せています。
腸の悪い僕は、体調が悪くなると血便がひどくなって、しばらく、貧血気味で顔色が悪かったんですけど、最近は、だいぶ顔色も良くなりました。約1ヶ月間、休んでいた拳法の稽古も、ようやく21日から再開できるようになりました。
これは、24日に拳法の道場に向こてた時の話なんですけど、不思議と、その日は、驚く程、信号に引っ掛かりませんでした。
最近は、道が異様に混んでますんで、最近の僕は、車で行く事を断念して、90ccのバイクで行く事にしてるんですけど、普通に行くと、バイクで、だいたい45分~50分ぐらい掛ります。
せやけど、24日は、ほとんどノンストップで、わずか35分で、道場に到着する事ができました。信号には、たったの3回しか掴まりませんでした。通過する信号、信号が、ことごとく青で、赤の場合でも、僕が停車する前に、不思議と青に変わりました。
おまけに、交通量の多い国道1号線で、いつもは、右折するのに3分以上は待たされるのに、この日は、ちょうど、僕が交差点に差し掛かった時に車が途切れて、信じられへん事に、そこも、ノンストップで通過する事ができました。
過去の記憶を辿ってみても、そこの交差点を、ノンストップで通過できたんは、その時が、初めてでした。今まで、しばらく待った後に、偶然、車が途切れて、渡れた事は、何度かありましたけど、ノンストップではありませんでした。
その道は、交通量が、かなり多いので、車が途切れて、緑の右折の矢印が出る前に、右折できる事すら、かなり稀な事でした。矢印が出る前に右折ができるのは、だいたい5回に1回ぐらいの割合でした。それ以外は、対向の信号が赤になって矢印が出るまで、3分ぐらいは、フルに待たんとあきませんでした。
その日は、「上手い事、右折できた!」と喜びながら、しばらく走ると、今度は、いつも渡る踏切りが見えてきました。
遠目に眺めていると、遮断機が下りていて、「あら~っ、残念!せっかく、ノンストップで右折できたと思たら、こういう事か・・・・・。どうりで、上手いこと行き過ぎやと思たわ・・・・・。」と僕は思いました。
僕は、踏切りで停車する覚悟で、ブレーキを掛けて、減速しながら進んどったんですけど、驚いた事に、僕が停車する前に、スッと踏切りが上がりました。
しかも、踏切りに沿って走っている向こう側の道路は、いつも混雑していて、たまに踏切内で立ち往生しかかっている車があるぐらいなんですけど、この日は、その道路さえも空いていて、僕はノンストップで踏切りの向こうの、その交差点を直進できました。
ほんまに、ビックリする程の運の良さでした。あまりにも、運が良過ぎるんで、僕は、「ひょっとしたら、事故にでも遭うんちゃうか?」と、少し不安になって、いつも以上に、慎重に運転してたぐらいです。
この日の道のりを思い起こしてみると、僕は、最初に引っ掛かった、やたらと長い信号で、バイクのエンジンを切って、押して、歩いて通過しました。そこで、全ての運が好転したみたいで、それからは、走れど走れど、ほとんど、信号には引っ掛かりませんでした。引っ掛かったとしても、ほんの短い時間で、長時間待たされる大きな交差点での信号は、ことごとくに青でした。
無事、事故にも遭わずに、道場に到着した僕は、思いました。
「何気ない、ちょっとしたきっかけで、全ての運が好転する事って、ほんまに、あるんやな・・・・・。」
せやけど、何もせずに、ジッとしとっても、あかんと思います。”果報は、寝て待て”ちゅう諺は、ありますけど、何もせんと、ボケッとしてるだけで、運が転がり込んでくるんやったら、誰もバタバタとはせんはずです。
やっぱり、それまでの悪い流れを変えて、運を引き寄せるためには、自ら動いて、流れを引き寄せんとあかんのやと思います。それまでの流れが、悪ければ悪いほど、何か、思い切った事をして、流れを変える必要があるんやと思います。
あの日の僕は、ただ、バイクのエンジンを切って、押して歩いて、信号を一個、通過しただけなんですけど、それでも、何もせんかったら、いつも通りに信号に引っ掛かってたはずです。行動を起こす事の大切さを、ささいな出来事に、教えてもろたような気がします。
せやけど、もし僕が、あの日、事故に遭うとったら、「あの信号を、バイクを押して通過してしもたがために・・・・・。」ちゅう事に、なってたと思います。そない考えると、運がいいのも、悪いのも、紙一重です。結局のところ、人の運っちゅうもんは、「神のみぞ知る」ところなのかも知れません。全ては、結果論なのかも知れません。
そない言うたら、今日は、”阪神vsロッテ”の日本シリーズ第4戦です。
これまでの3試合の、ロッテの合計得点は30点、一方、阪神の合計得点は、たったの2点。運の流れは、誰がどない見てもロッテにありますけど、果たして阪神は、この悪過ぎる流れを変えて、逆転日本一に結びつける事ができるんでしょうか。
このまま終わってしもたら、まさに、プロ対アマチュアの試合です。あれだけ、セ・リーグで強かった阪神でさえも、運や勢いの流れの前には、為すすべもありません。運の流れちゅうもんは、恐ろしいと言えば恐ろしいです。せやけど、”運”には、「神のみぞ知る」では済まされへん部分も、大いにあると思います。
僕も、運を味方に付けて生きていきたいもんです。誰かええ方法知ってる人はいませんか?
・・・・・と、その前に、阪神タイガース!
もうちょっと、頑張れよ!