2006.01.18「新年、明けました!」~その1

おまち堂のコラム

もう、1月も半分以上過ぎてしもて、ムチャクチャ遅いんですけど、改めまして、皆さん、新年明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします!

昨年いっぱいで、豊中市南桜塚にオープンさせていた店を閉店して、今年からは、親父の店と同居営業を始めました。店の移転に伴って、しばらくパソコンが使えませんで、年末のご挨拶ができずに、新年のご挨拶も大幅に遅れてしまった事を、お詫びいたします。昨年は1年間、本当に、いろいろと、お世話になりました。本年も、倍旧のご愛顧を、どうぞ、よろしくお願いいたします。

気が付けば、あっと言う間に2005年が過ぎ去ってしまった訳ですけども、僕にとっての2005年は、あんまりええ1年ではありませんでした。これと言って、何もええ事、嬉しい事のなかった1年でした。

昨年の1月から、4年ぶりに再開した日本拳法では、たったの1勝(不戦勝を含めると3勝)しかできずに、商売も、さっぱり、あきませんでした。

5月でバンド活動もやめてしもたし、9月~10月には、こっぴどく体調が悪化してしまいました。その間、いろいろと考え事なんかもあって、寝られへん日々が続いて、ほんまに苦しかったです。

せやけど、そういった、あんまり良くなかった1年を振り返ってみて、僕は、その2005年の不調の原因を突き止めました。

それは、「気持ちが守りに入ってた。」ちゅう事です。

これは、今年の僕が、拳法で勝たれへんかった理由と合い通じるもんがあるんですけど、今年の僕は、拳法だけやなくて、人生においても、守りに入ってたっちゅう事に気が付きました。この事は、皮肉にも、拳法を再開した事と多少なりとも関係があります。

昨年の僕は、拳法を始めた事によって、肉体的な負担が、2002年10月に45日間の入院から退院して以来、かつてない程にまで、大きくなりました。精神的なストレスと肉体的な疲労が、僕の病気の再発を促す大きな要因である事は、経験上、痛い程理解してましたんで、間違いなく肉体に、かなりの負担のかかる事が明らかな拳法を再開するにあたって、僕は「絶対に体だけは、壊さんようにせなあかん!」と気を強く引き締めました。体を壊して入院ちゅう事になってしもたら、仕事ができんようになりますんで、それだけは、何が何でも避けんとあきませんでした。趣味のために体を壊してしもて、仕事ができんようになって、飯が食われへんようになってしもたら、それこそ本末転倒です。

やっぱり、何やかんや言うても、人間は仕事が第一です。ジッとしとっても、毎日、お腹は減りますんで、働かんでも十分に食べていける大金持ちは別として、やっぱり、僕らは働かんと生きて行けません。そう言った意味で、昨年の1月に拳法再開を決心した時点で、僕の心は「体だけは、絶対に壊さんように!」と守りに入ってしもたみたいです。

その為に起こした第一の行動は、精神的なストレス源となっていたバンド活動をやめた事でした。これは、拳法を再開してなかったとしても僕の病気にええ影響を与えてませんでしたので、以前から、早くやめたくて仕方がありませんでした。気の合わない人達との活動は、ただただ苦痛でしかありませんでした。「拳法再開」が、そんなバンド活動をやめる上で、ええ言い訳になったっちゅう面も多々ありました。

元来、根が、”ぐうたら”で、隙があれば、楽な方へ楽な方へと流れて行ってしまう性質の僕は、この「体だけは絶対に壊さんように!」ちゅう、都合のええ言い訳を手に入れて、仕事に関しても、かなり妥協をしてしまうようになってしまいました。少しでも物が売れるように、仕事の電話が増えるように、特に工夫や努力をする訳でもなく、店にいる間はパソコンをいじったり、映画を見たりして、ただただ時間を潰していました。このコラムのページが続いてるっちゅう事は、真面目に仕事をしてへんかった証拠です!?

~続く~

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