2012.04.22「Mランド益田校」その4

その他

卒業前日の僕は、2段階のみきわめを無事クリアし、13時50分以降は、何の予定もなく、翌日の卒業検定を待つだけという状態になりました。

そこで、僕は、教習所から最寄駅のJR益田を往復しているスクールバスに乗って、駅周辺に遊びに行ってみる事にしました。

その時、同じスクールバスに乗り合わせて、隣に座っていた女性には、出雲大社への行き方など、いろいろと島根県情報を教えてもらいました。

彼女は、教習所で何度か見かけていましたが、話をするのは、その時が初めてでした。

僕の知っている女性に少し似ていましたので、印象に残ってたんですけど、てっきり合宿生やと思っていたら、実は地元の方でした。

色白で、素朴な、なかなか可愛らしい女性でした。

益田駅でバスを降りると、一緒に大型バイクの教習を受けていた、今年19歳になるという男性が同乗していた事に気付き、歩いて帰宅するという彼と、色々と話をしながら、別れ道まで歩きました。

彼は、その翌日も教習に来ており、次にスクールバスが出るまでの約1時間半の空いた時間を、僕と共に過ごしてくれはりました。

その時の僕は、卒業検定が終わって、12時頃に発表される結果待ちをしていました。

前日に初めて話をしただけやという、20歳も年の離れた、島根県在住の男性と、1時間半もの時間を共有できるやなんて、ここの教習所でしかできないような貴重な経験でした。

そのお礼として、彼には、掃除をして稼いだ$で、美味しいと評判の校内にある喫茶店のクロワッサンをご馳走してあげました。ご馳走というても、0.3$を2個ですが・・・・・(日本円に直すと60円)。

その他にも、ここには、とてもとても書き切れない程のたくさんの人達との出会いがありました。

ほんでもって、そんな今回の合宿において、一番の”一期一会”といえば、最初に僕が降り立った広島から、一緒に車に乗って教習所までやって来て、一緒にバイクの教習を受けていた、東京出身の女性かも知れません。

彼女は、細身で背が高くて、長い黒髪をした、それはそれは、ベッピンさんでした。

行きの車の中で、後部座席から目撃した彼女の手は白く、指が長くて、とても綺麗でした。ピンク色のネイルには、キラキラと輝くアートが施されていました。

少し日本人離れした、”東洋の美女”といった感じの風貌で、モデルにでもなれそうな美しさでした。

たぶん、僕が、今までで話をした事のある女性の中で、一番のベッピンさんやったと思います。

”オシャレ系のべっぴんさん”というのは、基本的に、僕とは正反対の世界に住む人達ですので、日常生活においては、全く接点というものがありません。

彼女は、”小汚くて、泥臭い”僕が、普通に生活していたら、一生、言葉を交わす事もないような女性でした。

ある日、たまたま、昼食の時に鉢合わせて、バイクの運転の話やら、仕事の話やら、いろいろと話をしたんですけど、彼女は会社勤めではなく、フリーで仕事をしていて、合宿に参加している最中も、空き時間に、部屋で仕事をしていると教えてくれました。

初めてバイクを運転するという彼女は、クラッチ操作に、相当、てこずってはりました。車の免許はAT限定との事で、クラッチというものに触れるのは、生まれて初めてとの事でした。

たまたま、同じ時間に教習を受ける機会が何度かあって、教習開始前の空き時間などに、彼女は熱心に、いろいろと僕に質問をして来てくれはりました。

せやけど、彼女は、教習中にこけてしもたり、教官に何度もダメだしを喰らって、思うように教習が進まずに、えらい凹んではりました。

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↑ 右側の白いイスとテーブルが置かれているところが、クロワッサンの美味しい”喫茶ミロ”です。画像の真ん中辺りにたこ焼き屋さんがあります・・・・・って、ちっちゃ過ぎて、分かれへんがな!!

~続く~

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