2013.07.29「夏の思い出」その3

その他

A子の怖さというのは、”凶暴な怖さ”ではないんです。

彼女の怖さというのは、”人の恋を容赦なく踏みにじる、非情な怖さ”なんです。

大学時代の僕は、身を持って、それを体験させられました・・・・。

僕は、A子の友達の女性を好きになり、一時期、一生懸命にアタックしていたんですけど、結局、その恋は実る事がありませんでした。

僕が、頑張れば頑張る程、A子は、その友達の女性に辛く当たるようになりました。

そして、最終的に、僕は振られてしまいました・・・・・。

友達の女性の言葉は、今でも忘れられません。

「中川君と付き合うと、A子ちゃんとの友情が壊れてしまうねん・・・・。」

僕が、その事に関して、A子に詰め寄ると、笑いながら、彼女は言いました。

「中川君に彼女が出来たら、一緒に、飲みに行けんようになるやん!」

ど、どんな理由やねんっっっ!!(笑)

彼女の”怖さ”というのは、そんな”訳の分からん怖さ”なんです。。。。。

せやけど、今の僕は、もう、Bちゃんとは一切関わりがありませんので、多分、今回は、一人も被害者は出ぇへんと思います。

せやけど、そんなA子の恐ろしさに、僕が身震い(?)していたのは、もうかれこれ、18年も昔の話です。今となっては、全ては、楽しい思い出です。

少し前の飲み会関連の記事の中で、僕がこないに書いていたのを、皆さんは、覚えてはりますでしょうか?

「大学時代は、あまりに、僕がアホ程飲んで、アホ程食うて、しかも、アホ程テンションが上がるもんやから、僕らの飲み会には、ほとんど女の子は来てくれませんでした。(T_T)」

せやけど、そんな状況の中でも、我らが、A子だけは、例外中の例外でした。

前述の文章は、正確には、こないに書くのが正しいです。

「僕らの飲み会には、A子を除けば、ほとんどの女の子は来てくれませんでした。(^_^)」

不思議な事に、彼女だけは、僕らの飲み会に、喜んで参加してくれました。

しかも、普通(?)の女性なら、飲み会には、オシャレをして来るところですが、彼女だけは、「いつでも、地面に寝転がれるように!」と、いつも、汚れてもいいズボン姿で参加してくれました。

僕は、そんな彼女が大好きでした。

多分、大学時代に、僕が、一番、一緒に飲みに行ったのは、A子で間違いないと思います。

飲みに行って、終電がなくなり、始発が走り始める頃まで、朝までカラオケで唄うのは、僕らのお決まりのコースでした。

僕らは、様々な伝説を共にこしらえた仲間でした。

そんな、”同期の桜”ともいえる彼女と再会できると思うと、嫌が応でも、僕のテンションは、上がってしまいました。

~続く~

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