せやけど、今年、確かに、歴史が動きました。
その事を、僕は、身をもって、ヒシヒシと感じていました。
今まで、45年間生きて来ましたが、ここまで、「お~~~~~っ!動いてる、動いてるっっっ!」と実感した事は、今だかつて、ありませんでした。
というのは、僕、今年に入って、彼女が出来たんです。
今まで、あれだけ、女っ気のなかった僕に、彼女ができるやなんて、我ながら、これ、有り得へんでしょ!!!!????(笑)
実に、これ、大学時代以来の、約25年ぶりです!!!!!!!
25年ですよ!?25年!!!!
25年、言うたら、四半世紀ですよ!?
ものすごく、長い年月ですよ!?
我ながら、これ、ビックリしますわ!(笑)
「今まで、どないなってたん?」ちゅう感じですわ。
今まで、いろんな事があり過ぎて、人間嫌いに陥っていた僕は、この先、ずっと1人で、山で生活して、白髪ロン毛の仙人になってやろうと思っていたんですけど、何やら、見えない、大きな力が働いて、僕に、そないする事を許してくれませんでした。
秘かに、僕は、隙あらば、「のんびりと生きてやろう!」と、いつも、虎視眈々と狙っているんですけど、いつも、僕のその夢は、お預け、お預けになってしまいます。
のんびりと過ごすために、山は手に入れるんですけど、その度に、なぜか忙しくなったり、トラブルに見舞われたりして、なかなか、思い通りに行きません。
世の中が僕を必要としているから、引き戻されてしまうのか、はたまた、何か、前世で、よっぽど悪い行いをして、その罰で、のんびりと過ごす事が許されないのか・・・・・・・・。
まぁ、多分、後者の方でしょうね。きっと・・・・・・。(笑)
今年は、ふと、昔のバンド仲間から連絡があって、14年以上ぶりに、ステージで歌を歌って、11年以上ぶりに、ドラムを叩く機会もありました。
何やら、今年は、不思議な1年でした。
1年の前半は、家と事務所の大量の引越荷物との格闘に追われましたが、後半は、人付き合いに追われました。
今まで、一切の人付き合いを断って、完璧に1人で行動するパターンが確立されていただけに、今年の6月以降のこの変化は、僕にとっては、ほんまにもう、激変と言っても過言ではありません。
それだけに、今年は、何気ない時に、ふと振り返って、決して、大げさではなく、「これ、現実かな?夢なんとちゃうかな?」
と思ってしまうぐらいに、地に足が着いていないというか、突風に煽られて、自分の意思とは関係なく、勝手に足が動いているというか・・・・・・何か、そんな感じなんです。
このまま、沖に流されてしまわんかったらええけど・・・・・・。
この半年間は、あまりに濃密過ぎて、いろんな事があり過ぎて、たった1週間前の出来事が、もう何ヶ月も前の事のように感じてしまったりする事が多々ありました。
今までの数年間、お客さん以外の人達との関わりは、一切、断っていましたから、1人で生きていると、そないに新鮮な出来事というのは、ほとんど、ありませんので、毎日が、平凡といえば、平凡でした。
せやけど、今年は、6月以降の半年間に、一気に、過去数年分ぐらいの新鮮な出来事が押し寄せて来ましたので、僕の体に染みついていた、月日を感じる感覚というものが、狂ってしもたんでしょうね。
~続く~