小指

空色のエッセイ

第7回 交通事故記念日~その6

相手の保険会社からの連絡を待っていましたが、なかなか掛かってきませんでしたので、痺れを切らした俺は、事故の翌日に、こちらから電話を掛けました。「なかなか電話をいただけませんので、掛けさせてもらいました。」繋がった相手男性に、俺は言いました。...
空色のエッセイ

第6回 交通事故記念日~その5

「さぁ・・・・・これから、どないしよ?」病室で1人になった俺は、軽く、途方に暮れていました。まだ、手術をしてすぐの状態ではありましたが、利き手である右手に、全く力が入りませんでした。何日ぐらい入院せんとあかんのか、ちゃんと指が元通りに引っ付...
空色のエッセイ

第4回 交通事故記念日~その3

俺は、相当、長い時間、地面に寝転がっていました。冷たい1月のアスファルトに、どんどん体温を奪われていました。たぶん、俺が事故に遭うてから、40~50分の時間が経過していたと思います。遠くに聞こえていた救急車のサイレンの音が、だんだんと近づい...